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著作権法改正に思う 音楽の行く末

著作権法が改正され、ダウンロードに罰則規定が出来ました。
これにより違法ダウンロードには2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が課せられます。
亀岡の暴走事故ですら、懲役7年以下が確定しています。それを考えると結構重いと言えます。

私が子供の頃にはテレビで音楽番組をたくさんやっていました。
子供はそれを見て音楽やアイドルを好きになる。
あるいは深夜ラジオから流れてくる歌を聴いて、その歌やアーティストを好きになる。
それがレコードや音楽雑誌の購入に繋がっていくわけです。

テレビから音楽番組がなくなって随分経ちます。
無くなってしばらくしてから大ブームが来ました。CHAGE and ASKAや小室ファミリーに代表される90年代には爆発的にCDが売れました。それは音楽番組がなくなったためにCDを買わないと音楽が聴けない状態になったため……という分析する人もいました。

その後、音楽業界は衰退の一途をたどり現在に至ります。

今現在、若い人たちがテレビを介して音楽に接する機会があるでしょうか?
まともなのはミュージックステーションくらい? でしょうか。

テレビには音楽番組を作る体力も技術もすでにありません。つまり若い人たちが音楽に接する機会が激減しています。ここへ持ってきて違法ダウンロードを取り締まれば、さらに接する機会が無くなっていくでしょう。
接する機会が無ければ愛する気持ちも生まれません。だって、知らないのだから。
若い世代に音楽を聴く習慣がなくなっていけば業界は先細り、ビジュアル的に元の取れるAKBのようなアイドルと投票権セット販売CDだけがアイドルオタクたちに異常な程売れ、普通のアーティストたちは若者の支持もなく消えていくのではないのでしょうか?

AKBは違法配信が売り上げを減らすという構図が存在しません。そこがAKB商法のうまいところだと思います。
批判はありますが、これも違法配信に対する対抗策の一つです。
著作権が改正されればCDが売れると思っている音楽会社よりは何億倍もマシです。

商売をしたいのなら、いかにたくさんのお金を出させるか? を考えなければなりません。
それは顧客のニーズに合ったコンテンツを提供することであり、「手の届くアイドル」を売りにしたAKBのような明確な方向性が必要です。
顧客の必要なものを提供するだけでなく、顧客を育てていくところからやっていかなければ売れるものも売れないでしょう。AKBだっていきなり売れたわけではなく、秋葉原の劇場でステージをこなしながらアイドルオタクたちとともに成長してきたのだから。

今までが売れなかったのだから、売り手が何かを変えなければこれからも売れるわけがないでしょう。
音楽業界は自ら変わる気があるのでしょうか?
売れない責任を違法ダウンロードに押しつけて、ロビー活動に金を使って法律を変えさせて、果たして人の心が変わるのか?

違法ダウンロードが許されるとは思いません。
でも、それ以前にもっとやることがあるでしょう?
消費税増税と同じです。増税する前に無駄を無くせって皆さん口にしますよね。
まずは違法アップロードを徹底的につぶさないと。


すでに賽は投げられました。
どう影響が出るのか? 我々は見守るしかありません。
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お金も無いのについ好奇心だけでつまらないものを買ってしまって散財する、貧乏人にありがちな行動をとってしまう。わかってはいるんですが、ついやってしまうんですよね。
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